2011年4月29日金曜日

たまご研究




蜜蝋をとかして、たまごに絵付けをして、その後に色を染めていくハンガリーのイースタエッグの世界にどっぷり。卵づくり職人のおばちゃんに教えてもらったり、博物館に行ったり、作り方ノウハウ本を買ってみたり。生たまごに小さな穴をあけるのも、絵付けするのも、糸を通すのも、思った以上に難しいけど、染色後、卵をあたためてから蜜蝋を拭き取ると、くっきりと模様が浮き上がる瞬間がドキドキしてなんとも楽しい!
卵に描く模様は、ただ単に好きなように描いてあるわけではなくて、どれも意味があります。イースターの習慣で、男性が花に見立てた女性にお水をかけてくれたら、女性はお礼に卵を渡すのですが、その時に、相手に卵でメッセージを伝えるのだそう。好きな人には、もちろん♡(ハート)を。他にも、こどもたちがどうやって育ってほしいとか、いろんな願いが込められいるのだそう。
ね、なかなか奥深くて、はまってしまうわけです:)

2011年4月26日火曜日

雨のイースター/おまけ☆



イースター最後の日は、男性が女性を花に見立てて、しおれてしまわないようにお水をかけます。その昔はバラの花の水をかけたそう。センテンドレでも、ちいさなバケツを持ったおじさんたちがライラックの花に水をつけて、お祓いのように振りかけてくれました。もっと大きなバケツごとバシャーっとかけられるのも田舎では恒例のようです:)この絵本みたいに。

雨のイースター










いつも天気予報はあてにならないのに、こんなときに雨が的中するなんて・・・。センテンドレについたころからポツポツふりはじめ、
楽しみだったイースターのイベントも流してしまう勢いで降ってきました。ザンネン。でも、雨で緑が鮮やかで、空気も新鮮で、
傘をさしながらでもどんどん歩いていきたくなるほど。(ムスコがぐずって、それもあんまりできなかったけどね・・)
藁の上に敷き詰められた2011個のハンガリアンイースターエッグも見応えありましたー。今年はこんなイースターエッグ作りに挑戦したので、余計にまじまじ見とれてしまいました。イースターは終わったけど、まだイースターエッグ作りはしばらく続けてしまいそう:)

2011年4月23日土曜日

よいしょ、よいしょ、よいしょっ!




市民公園で’PICNIC’という子供たち向けのイベントが開かれていました。早産の赤ちゃんたちを助けるために取りくんでいるようでしたが、子供も大人もいっしょになって楽しめる素敵なイベントでした。
そこで出会ったおひめさま(←にしてもらったらしい:)に顔をペイントしたかわいこちゃん♡ 大きな女の子たちのマネをして、いっしょうけんめいに逆立ちしようとしたり、側転しようとしたりして、コロコロと私の前まで転がってきました。芝生の上で、上機嫌:)

2011年4月15日金曜日

イースターに向けて





私には馴染みのなかったイースターも、今年はちょっとだけ近く感じています。こちらではクリスマスと同じくらい大切な、イエスさまの復活をお祝いする日。幼稚園でも、イースターエッグを作ったり、ひつじやひよこやうさぎをつくったりして、その日を待ちます。
私も週末に、卵の絵描き職人、アランカおばちゃんに教えてもらって伝統的なたまごづくりにトライしてきます☆

2011年4月11日月曜日

ドナウ川沿いでリセット



風は強いけど、春らしい陽気。シャニャの実家に行く前にちょっと寄り道。ドナウ川沿いを散歩して、思わず草の上にごろーん。なんにも考えないで、流れて行く雲を見て、まぶしい光をあびて、土と風を感じて、久しぶりの感覚に、心にまとう不安がゆるゆるとほどけていきました。
リセットできたような。日本では、自粛モードが広がっているようだけど、ぜひ桜の下にねっころがってほしいと思いました:)どんちゃんさわぎなんてしなくても、抱えているなにかがリセットできるかもしれません。
ムスコとたんぽぽの花束を作って、シャニャママにプレゼントしました。
東北にも、心まであたためてくれる春が早く訪れますように。

2011年4月9日土曜日

市場の花




今日の市場は、色とりどりの花でいっぱい。スイセンなんて、光にあたって輝いていました。おじさんが朝に摘んだという鮮やかな紫色のムスカリもいい香りで、家の中も一気に元気になりました。
きのう中庭で、ムスコと摘んだ小さな野花もかわいい。スミレが好きです。イースターの気分で卵の殻に生けてみました。
卵に小さな穴をあけて、中身を出して、
これに色を塗って本格的にイースターエッグ作りに挑戦したいと思っています。←毎年、ゆで卵だったから:)