2010年4月24日土曜日

orgona


私の大好きな紫色のパイプオルガン(orgona)という名の花、最近になって、ライラックなのだと知りました。さわやかなレモンにも似た香りがふわり。毎年5月、6月に咲いていたのに、今年は早くも4月の半ばからあちこちに咲いています。シャニャママがたくさん持って来てくれて、家の中でもあちこちに置いて咲かせています:)この日は、10本600ft(300円くらい)の可憐なチューリップを見つけて一緒に。いやー、春はかわいい。
実は、もうすぐ2年ちょっとぶりの里帰りで、準備&やるべき課題がいくつかあって追われているのですが、ちょっと息抜きにブログ。いやー、あとちょっとがんばろう♪

2010年4月19日月曜日

蚤の市



週末のペトゥーフィ蚤の市。市民公園の中にあるので散歩がてら家族で行きやすいし、家から近いのでお天気がいいと何かとここへ。何年も通っていると、おばちゃん、おじちゃんたちとも顔なじみになって、今ではムスコの名前まで覚えてくれて何かと気にかけてくれるのがうれしいです。通りがかりのハンガリー人よりも安く、こっそり値段交渉に応じてくれたり、ここでは外国人だからってふっかけられる心配もいりません。この日は、赤オレンジ色に大胆な白い水玉のmade in ルーマニアのティーポット&カップのセットを買おうかどうかとっても迷ったけど、家には置く場所もなくダンナに怒られるだけだろうと悟ってやめました。でも、やっぱりこういうのは出逢いのものだから、迷ったら買う、くらいが正解なのかもですね。

2010年4月15日木曜日

こどもの絵



日曜日は4年に一度の選挙の日でした。ダンナについて投票会場の小学校へ。こどもたちの絵がなんとも良い。
政治&経済は近年悪化をたどるハンガリー。何億という信じられない額の汚いお金を手にしてきた議員や国営のおえらいさんたちが捕まりだして、毎日そんなニュースで麻痺しているこのごろ。政権交代で変わってほしいという国民の願いはいつか叶うのでしょうか?

2010年4月7日水曜日

イースター



イースター(キリストさまの復活祭)の祝日が終わってしまいました。こちらでは、クリスマスみたいにみんな待ちわびて準備をして迎えますが、私にはまだ慣れない習慣だからか、ほとんど準備もできないまま当日にあわててムスコとゆで卵に色を塗ったり、去年と同じく編み込みパンを焼いたりして迎えました。イースターに編み込みパンをいただく習慣があるのですが、パプリカテレビという番組で田舎のおばちゃんがこのパンをオーブンに入れる時に、アーメンとパンにそっとお祈りをしていたのがとても印象的でした。一瞬でしたが、はっとしました。イースターのパンは愛と新しい命の誕生を意味している、と。パンくずは捨てないでとっておいて、薬として使われる魔法のパンなのだとか。信仰心の薄い私も、なんだか神聖な気持ちになれました。
去年も書きましたが、イースターは男性が女性を花に見立てて詩を詠みながらお水(or香水)をかける日。今年はムスコも舌足らずな感じで詩を詠んでくれて、とってもしあわせなイースターでした。

2010年4月4日日曜日

なんでぼくだけこうなるの?



ヤニコヴスキー・エーヴァとレーベル・ラースローのゴールデンコンビのシリーズ第3弾ができあがって手元に届きました。はじめての訳書本「もしもぼくがおとなだったら・・・」からいろいろとあって時間はかかったものの、こうして3冊並べると、少しずつ積み重ねてこれた達成感みたいなものを感じます。それから、出版社の方や編集の方と何度も何度もキャッチボールしながらできあがる過程も、最近になってやっと”おもしろいな”と思えるようになった気がします。文溪堂さん、トムズボックスさん、それから、チャルカのYさんNさん、どうもありがとうございます!
「なんでぼくだけこうなるの?」は72年初版のおはなし。ハンガリーでは今もずっと読まれ続けているものですが、ヤニコヴスキー色が強すぎて(笑)、ひとりではお手上げになりそうでした。”ぼくがいいと思っていることと、みんながいいと思っていることとは、なんだかちょっとちがうみたい。” 空回りな男の子の思考とユニークなイラストが楽しい絵本になりました。

マレーク・ベロニカさんの「きのう、きょう、あした」のシリーズで「どうぐでなにがつくれるの?」(風濤社)も発売されたところです。絵本からハンガリーを感じてもらえるとうれしいです。共々どうぞよろしくお願いします。