2008年7月28日月曜日

乙女なコート






チャルカ用に蚤の市で買ったものは、いつも写真付きリストを送ります。今回は、この乙女なおばあちゃん(って正しい表現?)のコートと赤いイスに妙にそそられました(笑)丸襟とこの思い切りのいい色使いの花柄☆どんな乙女さんが来ていたんだろう?

2008年7月24日木曜日

わたしのあまーい子ちゃん♡



ハンガリー人は概して子供好きと思われる。ムスコを連れていると、よくおばちゃんとか知らない人がムスコに向かって「わたしのあまーい子ちゃん♡」「わたしの愛しいお星さま」「妖精ちゃん」「わたしのちいさな虫くん」「わたしの黄金の虫ちゃん」「わたしの人生ちゃん(!?)」とか日本では耳にしないような言葉をかけて立ち止まる。日本語にすると変なんだけど、なんとも温かくて、そんな言葉をかけられているムスコや子供たちを羨ましくも思えます。でもでも、そうだ、私にもあったんだ!バスで大荷物のおばあちゃんに手を貸してあげた時に、おばあちゃんが「ありがとう。angyalkám(わたしの天使ちゃん)」って小さな声でつぶやくように、でもしっかりと私の目を見て言ったのです。思わず顔がゆるむ温かいことばに、そんな素敵なおばあちゃんに、私はかなりときめきましたよ:)

2008年7月17日木曜日

2歳、つづき



まだまだ2歳、されど2歳。
うまれてきてくれてありがとう。
と感謝する日でした。

2008年7月15日火曜日

2歳


今日(もう昨日)はおかしな天気でした。スコールみたいな雨で一面が白かったり、突然晴れたかと思うと、またザーザー。その雨も止んで、夜8時頃にムスコくんとサッカーしに行ったら、火のように真っ赤な太陽が半分沈んでいるのが見えたり。
明日(もう今日:)はムスコくんの誕生日!寝かしつけてから、去年と同じように飾り付けをして、またこの日を迎えることがきたことを
こころからしあわせに思う。子どもは2歳くらいまで、お腹にいた時のことを覚えていると読んだことがあったので、まだ片言の単語しかしゃべれない彼だけど試しにきいてみた。私「このお腹の中にいたこと覚えてる?」ムスコ「うんうん」 私「へえーほんとに覚えてるの?!どんなだった?」ムスコ「・・・」 私「気持ちよかった?」ムスコ「うんうん」 私「暗かった?」ムスコ「うんうん」 私「何してたの?」ムスコ「ニャムニャム(☜食べること)」 私」「何聞こえた?」ムスコ「ママ!」 母ちゃん、泣きそうです。
いつもは大抵の質問に「NEM!(ノー!)」って答える彼なだけに、ひょっとしてひょっとして・・・?ほんとのところは彼にしか分かりませんが。今日は、そんなムスコさんにお手紙を書いて寝ることにします。

2008年7月4日金曜日

ディアフィルムの夜





ムスコくんは、もうすぐ2歳。そろそろディアフィルムを見せてあげたいと思っていたのです。ディアフィルムとは、ハンガリーで50年も前から親しまれてきたスライドアニメ(投影された紙芝居みたいなもの?)。共産主義だった時代、テレビアニメが放送されなかった月曜日には、ハンガリー中の家族ほとんどすべてが部屋を暗くして、フィルムをくるくる回して、壁に投影されたこのアニメを楽しんだのだとか。子どもたちのペースで楽しめるところが、今のアニメには敵わないところだろう。絵本をめくるように、くるくるとフィルムを回す。とってもアナログ。「ディアフィルムは魔法。明かりを暗くした部屋に家族みんなが集まって、映写機のこげるような匂いが漂う中で、ゆっくりと絵が変わっていく。映写機がキュキュっと鳴ってね。そのすべてが魔法のような時間だわ」と語ってくれたマレーク・ベロニカさんの言葉そのものだと思う。今日は、ムスコくんよりも私のほうがその魔法にかかってしまったみたい。読んであげるのが楽しかった!ムスコくんが寝た後も続行中です。