2010年9月30日木曜日

ランデヴー



「いつもの場所でランデヴーしましょ♪」とお誘いが。お相手は、絵本作家のマレーク・ベロ二カおばあちゃん。「会いましょう」じゃなくて「ランデヴー」なのが、ベロニカおばあちゃんのおちゃめなところ。心ときめかせながら、小さなお花を持って行ったら、女の子みたいにはしゃいで喜んでくれました。一緒に日本やフランスの絵本を読んだり、日本が恋しい話で盛り上がったり、時にため息ついたり。。
もっとこのおばあちゃんを大切にしたいな、応援したいな、と思ったランデヴーでした。
それから、きれいに修正されて復活した「ラチとらいおん」のディアフィルム(壁に投影してみるスライドアニメ)をもらいました。修正反対派の私ですが、これは良い!秋の夜に部屋を暗くして、こどもたちとディアフィルム鑑賞会。今からワクワクしています。
どんなのかは、またブログに載せますね。

ベロニカさんの新作が日本でも出ています。「サッカーしようよ!ブルンミ」風濤社より
サッカーが得意なムスコも大好きな絵本です。

2010年9月26日日曜日

ブダペストの壁



ブダペストの壁や電車には、ストリートアートというより落書きみたいなのが多いけど、こんなのはいいなと立ち止まってしまいます。下の写真は、建設現場の囲い。また、何が建つんだろう?

2010年9月24日金曜日

誕生日プレゼント


前にご紹介したHütteという小屋のオーナーの誕生日がもうすぐなので、友達たちでこっそりプレゼントを計画。1冊の分厚い革張りのノートに、みんな好きなようにおめでとうのコメントを書いてまわしていきます。ノートと一緒にペン、はさみ、写真をはるシールもまわってきました。いいアイデアですよね。
2年前の里帰りと同じ時期に、彼らも日本に旅行に行っていて、京都の道ばたで奇跡的にばったり遭遇できた仲間。「京都で会いたいね」と言っていたけど、連絡がつかなくて残念がっていたところに、呼び寄せられたみたいにばったり!うれしい思い出。なので、ベタに京都の芸者さんとかも張って(笑)、ノートは次の人へ。みんなからの想いが詰まったノート、きっとよろこんでくれるはず!

2010年9月22日水曜日

9月の日光浴


夏が突然終わって、何週間ぶりかのあたたかい太陽。ぽかぽか陽気のこんな日は、メトロに乗っていたらもったいないと思って、自転車でスイスイっと。途中、市民公園の中で裸(海水パンツのみ)のおじいちゃんが目に入ってきました。夏には珍しくもない光景だけど、9月も終わりになるというのに、とちょっとびっくりして見ていたら、なんと3人もいました。(笑)見えますか? 
日光浴にいそしむおじいちゃんたち、ブラボー!カメラ片手に心の中で叫びました:)

2010年9月20日月曜日

Sacher-Torte


おとなりの国オーストリアのお菓子、ザッハトルテが最近のヒット☆です。立て続けに2回作って、また作りたくなっているほど。笑
その昔、友だちとバスでロンドン→フランス→ベルギー→ドイツ→ウィーンまで24時間くらいかけて戻って来て、「ウィーンに来たからには、ザッハトルテ食べたいね!」と意気込んで食べたら、お店が悪かったのか、甘すぎてパサついていて、それ以来、特に食べたいとも思わなかったのだけど。この度、シャニャママの手作り杏ジャムを使って挑戦してみたら、なんと美味!しっとりどっしり、甘すぎず、杏の酸味がちょうど良くておいしい。たまごは親戚の家の新鮮なもの、チョコはビオのカカオ70%以上のもの、砂糖もビオのブラウンを使ったので、素材が良かったのかも。
冷蔵庫で寝かせて、2日目からがしっとり断然おいしいです。是非お試しを!(写真のは、色が悪くて、あんまり美味しそうには見えませんが・・)

蚤の市でたくさんセットで買ったアンティークのデザートナイフ。やっと使えるのがうれしくて、ミントなんて飾っておめかし。でも、お飾りだけの役目じゃありません。チョコのあとにミントをかじるのが好きなのです。

レシピ:22cm丸形分、私は30cmくらいのパウンド型で。
・チョコ(70%以上の。でも、ミルクチョコでもいいらしい)150g
・お湯 大さじ1
・バター 150g
・さとう 90g(ジャムやチョコの甘さによって調節してください)
・卵黄 3個
・卵白 3個
・薄力粉 150g
・杏ジャム 220gくらい

チョコガナッシュ用
・チョコ100g
・生クリーム100ml

1)チョコを湯煎で溶かして、お湯大さじ1も混ぜておく。
2)バターとさとうをよくまぜる。
3)2)へ卵黄をひとつずつ加えながら、まぜる。
4)3)へ1)のチョコを混ぜてから、薄力粉も加える。
5)4)に固く泡立てた卵白も混ぜていく。
6)型に流して、170度で30分くらい焼く。
7)少し冷めたら、半分にカットして、杏ジャムをサンドする。
8)ガナッシュを作る。小鍋に生クリームを入れて、火にかけてふつふつさせる。
火を止めて、チョコを入れて溶かす。
9)8)を7)に流しかけて、冷めたら、冷蔵庫で一晩寝かせる。
10)食卓を飾って、食べる!:) jó étvágyat!

2010年9月19日日曜日

ぼくはじまんのむすこだよ!?


ハンガリーで人気のヤニコヴスキー・エーヴァとレーベル・ラースローのゴールデンコンビによる絵本4冊目が誕生しました!今回も、こどもの視点が鋭くてどっきり。1冊目「もしもぼくがおとなだったら・・・」の笑いに通じるものがあると思います。絵もかわいくて、おもしろいですよ。

ちょっと大きくなって、いろんなことができるようになって、いろんなことが考えつくようになったぼく。さて「じまんのむすこ」になれるのかな?(文溪堂さんの紹介文より)

私のじまんのムスコくんに持ってもらいました:)作り笑いです。
まだ彼にはむずかしいけど、一緒に読める日をゆっくり待つとします。
みなさんのじまんのお子さまと読んでもらえたらうれしいです。

「ぼくはじまんのむすこだよ!?」作ヤニコヴスキー・エーヴァ、絵レーベル・ラースロー (文溪堂)

アートフェスティバル





ブダペストのシャンゼリゼ通りと呼ばれている(←たぶん)アンドラーシ通りが歩行者天国になって、フェスティバルがありました。ハンガリーの劇場、人形劇場が一斉に集まったアートフェスティバル。実のところ、よくわからないまま友達家族に誘われて行ってきたのだけど、人形劇があったり、ビール瓶アートがあったり、ペットボトルでできた大きな物体があったり、ファッションショーをしていたり、オペラコンテストがあったり、ロボットがあったり、それから、おいしい屋台も並んでいたり。D&G、GUCCI、ルイ・ヴィトンがまぶしい華のアンドラーシ通りが、ちょっと学祭みたいな雰囲気になっていて楽しめました:)

2010年9月13日月曜日

1930年代にタイムトリップ



昨日まで毎日雨ばっかりで寒かったけど、今日は運動会が似合うような秋晴れでした。自転車でぷらり市民公園へ。公園内のペトゥーフィの蚤の市で、今日は少しだけどいい出会いがありました。その中のふたつがこちら。1930年代の手織りのリネンと、同じく1930年代の赤い吹き付けのホーロー皿。手織りのリネンには「Sz」と「M」のモノグラムが刺繍されています。嫁入り道具だったのかな。花嫁さんと花婿さんのモノグラムを刺繍する習慣があったそう。それから、前にも書いたことがあるけど、私はお皿とかカップの裏が好き。裏にはいろいろ書かれているから。ロゴを見るのもおもしろいし、どこから来たものだとか、年代をさぐったりもできます。このホーローには、なぜかラクダのマーク。Lampartというホーロー会社が第二次世界大戦前に使っていたものだとか。ラクダの下にMADE IN HUNGARY。謎。笑
そんなわけで、今日は1930年代にトリップした気分になりました。戦争を超えて、今手に取っていること、奇跡みたい。

2010年9月11日土曜日

málna


市場で買ってきたmálna(ラズベリー)を使って、チーズケーキを作ってみました。レシピは友達に教えてもらったぽにぽぽさんを参考にしました。ゴルゴンゾーラチーズを使っていて美味しそうだけど、子供には向いてないかなとマスカルポーネチーズで代用。チーズの固さが全然ちがうけど、テキトウに。とろーりかかったラズベリーがたまりません。もうそれだけで満足でした。笑
お皿は、道ばたのガラクタ売りおじちゃんのところで、旦那が「レナは好きかなー」って見つけて買って来てくれたもの。ハンガリーの古いAlföldi社のもので、最近こればっかり使っています。

2010年9月7日火曜日

áfonya


夏、、また戻ってくるだろうと思っていたけど、戻ってきません。毎日朝晩冷え込んで、夜は毛布にくるまっています。朝の紅茶がしみじみおいしく感じるようになりました。
今日は出版社で緊張のミーティングの後、久しぶりにLehér piacという大きな市場へ。ここはおばあちゃんたちの台所!緊張の糸がゆるゆるほどけていきました:)毛糸の帽子をかぶったおばあちゃん、もさい柄の(それがイイ!)エプロンおばあちゃん、人気のフライ屋さんに行列のおばあちゃん、おじいちゃん。カメラを持って行かなかったのが悔やまれます。。
そんな中、ハンガリーの北の地方で朝摘んできたというブルーベリーとラズベリーを1kgずつ買って帰りました。びっくりするほど甘くておいしい。何をつくろうかあれこれ、しあわせな悩みですね。áfonya(=ブルーベリー)の「á」を並べながらぱくぱく。

2010年9月1日水曜日

青山ブックセンター

9月1日から21日まで、青山ブックセンター本店さんでBahar booksさんのフェアを開催しているそう。http://www.aoyamabc.co.jp/12/12_201009/post_588.html
「ハンガリーのテーブルから」の他にハンガリーの絵本も置いていただいています。チャルカの刺繍グッズや、バハールさんの手芸キットなど、秋の夜長にチクチクたのしそうなものも並んでいるので、お近くの方はぜひお立寄りください。Kさん、青山ブックセンターのみなさん、朝5時までおつかれさまです!

こちらは、一気に秋もよう。寒い寒いと身が縮こまってしまいます。。9月ですね。