2009年3月2日月曜日

コレガジンセイダ!


すごく久しぶりに、1年ぶりくらいに、とあるアンティーク&がらくた屋に行ってみました。そろそろここのおじちゃんに会いたいな〜と思ったのです。私を見るなり、「ア〜コレガジンセイダ!」と笑って名ゼリフで迎えてくれました:)このおじちゃん、フィンランド語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語などいろんな国の言葉でこのセリフを言えるのが自慢で、5、6年前に実は私が日本語も仕込んだのです(笑)。以来、日本人を見かけると必ずこれを言って驚かせているようです。コーヒーをいれてくれて、じっくり見て回っていると、「これ見せてもらえるかな?」とお客さんに店番人と間違われてしまい、またそこから話に花が咲いて・・・とここの店に来るとお客さん同士も仲良くなれる不思議な空気があります。すぐには帰れないというおしゃべり好きな空気も・・(笑)。写真のミルクピッチャーの朱色と形に惚れ惚れして、他にもいろいろ買ったら持ちきれないので、毎度のことながら車で送ってもらうことに。ありがたいです。そして、毎度のことながら車の中では政治のお話。今回は歴史や家族のことも混じって、ちょっと複雑な悲しい話を聞いて、おじちゃんの「コレガジンセイダ!」の背景を少し感じたのでした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

とってもかわいらしいミルクピッチャーだね。
そのお店を訪れて素敵なおじちゃんのお顔も
見てみたい気がします。
「あーこれが人生だ」か。
意味深い言葉ですね。

マンディ・ハシモト・レナ さんのコメント...

→lunaさん
おじちゃんの写真もいつか撮りたいとは思っているんだけどね。味のある素敵なおじさまです。今回のお話で、おじちゃんのこの言葉には、つらい事実を受け止めても前向いていこう、自分に言い聞かせる、みたいな意味もあるんだなと思ったよ。いつもは陽気なおじちゃんだから、私も深い言葉だな〜と思いました。