2009年4月29日水曜日

ようちえん



もう夏のバケーションの話が聞こえてきます。6月に入ったらもう夏休みだもんね。夏休みが終わる9月からは新しい学校や幼稚園が始まります。4月は学校や幼稚園の説明会や見学の時期らしく、周りのママたちとソワソワモードでした。見学にいったり、情報交換したり、電話で問い合わせたり。私立は7、8万ft(4万円くらい)するようでびっくり。公立だと6000ft(3000円くらい)っていう差にもびっくり。どこも受け入れられる人数が少ないので、「9月から入園できるのは、5月31日までに3歳になった子を優先します」という説明でした。うちは7月生まれ、キャンセル待ちになるかな?
小さなトイレ、小さな手洗い場、並んだコップと歯ブラシ、自由なお絵描きや飾りにいちいち心躍りました(笑)。幼稚園、大好きだったなあ、幼稚園の先生も大好きだったなあ。結構記憶に残るものなのですね・・!ムスコくんにとっても、ワンダーランドになりますように。

2009年4月27日月曜日

mókus


今日ふらりと寄ってみた蚤の市で、mókus(リス)を見つけました。このリス、ただの置物としてでもかわいいのですが、それだけではありません。「パーリンカというお酒やワインの瓶にさしてあげると、チュルチュル〜っと注いでくれるのよ」と笑うおばちゃんの説明を聞いて、もっと愛しい存在になりました:)お酒をリスが注いでくれるなんて、たのしいに決まっていますよ!

2009年4月22日水曜日

ベロニカさんと




絵本作家のマレーク・ベロニカさんと待ち合わせ。ベロニカさんが毎日通っているというお気に入りのカフェにて。
蚤の市で集めた古いコーヒーミルが壁一面に飾られています。今日はおもしろそうなお仕事と新作絵本を2冊頂きました。もう70歳を過ぎたおばあちゃんですが、相変わらずのご活躍ぶり。でも、それが気負いなく自然に見えるのは、絵本づくりが本当に好きで、生活の一部だからだと感じます。先日もテレビ取材があって、「いろんなスポットをまわって、とても楽しかった」ことと、キップコップが絵本の世界から人形劇の世界にとび出したことと、この秋には東京で展示会が行われることを楽しそうに話してくれました。でも、「この歳だから、毎日が神様からのプレゼントだと思っているの」なんて切ないひと言がぼんやり心に残っています。
一緒に連れて行ったムスコがスズランの小さな花束を渡した時のうれしそうなベロニカさん、かわいかったな。
Csészényi kávézó :Krisztina korut 34.

2009年4月21日火曜日

春のにおい




週末、自転車で蚤の市まで走っていると、どこも甘いしあわせな春のにおいがしていました。大好きなorgonaという花とアカシアの木の仕業です。orgonaはパイプオルガンという意味なのですが、どうやらこの細い枝が名前の由来のようです。薄紫や、濃いめの紫、ピンクがかった紫、そして白いかわいらしい花が、今まさに満開!このいい香りにつられて、道ばたで花をポキっとしてしまう人は少なくないようで、きのうも何人かみかけました。あっ、うちの旦那さんも笑顔でもってきてくれました:)おかげで、家の中まで春のにおいをたのしめています。

2009年4月20日月曜日

人形劇



そろそろムスコくんと楽しめるかな、と人形劇をみにいくことに。たぶん、ムスコくんよりもわくわくしていたのは私です。会場は幼稚園生でほぼ満席。熱気と期待で立ちこめていました。幕が開いて、音楽が始まって、みんなで歌いながら拍手でリスたちを迎えます。人形劇は魔法のような芸術とは言ったものです。夢中になってみていたら、開始から20分くらいでムスコくんは「おそと(行きたい)」と。。なんとか、「次はゾウが出てくるよ〜。ゾウが出てくるまで待ってみよう」などと延ばし延ばしみてみるも、ゾウが出てくるや否やすぐにお外攻撃。まだちょっと難しかったみたいです。
外へ出ると一転してまぶしいくらいのお天気。束の間の魔法のじかん。子供たちの素直な反応が新鮮でした。
http://www.budapest-babszinhaz.hu/

2009年4月14日火曜日

イースターの食卓


旦那の実家へ行って、お決まりのイースターメニューをいただきました。ゆでたまご、自家製ハム、ホースラディッシュ(わさび大根)、赤かぶ、パプリカ、パン。田舎で仕入れたという卵と赤かぶが特においしくて、ひとりいつまでもつまんでいたら笑われる始末。
ごちそうさま! fonott kalács(編み込みリースパン)は私が焼いて、イースターエッグといっしょにシャニャパパに渡したもの。
ハンガリーでは、イースターに男性が女性をお花に見立てて、枯れないようにと詩をよみながらお水(→今は香水)をかけます。女性はお返しにイースターエッグをあげる習慣があるので、その時に渡しました。旦那とムスコくんにも逃げたくなるほどたくさんかけられたので、今年も元気でいられるでしょうか?(笑)そうそう、家でパンを焼いていたら、「かけにきました〜!」と4人の中学生くらいの男の子たちが、にこにこと玄関で立っていました。イースターの詩を大声で一斉によみおわると、シュシュシュシュッ!ひゃ〜メンズな香り。お年頃なんだろうなあなんて思いながら、急いでお返しのたまごを集めて「ありがとう!」って渡すと、「ありがとう。むすこちゃん、かわいいねえ。バイバイ!」といって元気に次の家に走り去って行きました。私よりも大きいくらいの思春期まっただ中の男の子たち、まだまだかわいらしくて、どこか安心したのでした。そんな男の子たちが叫んでくれた詩もかわいいので書いておきます。いつか
ムスコくんも暗唱してくれるかな?

「みどりの森を歩いていると
 あおいスミレを見つけました
 枯れてしまわないように
 お水をあげてもいいですか?」
zöld erdõben jártam,
 kék ibolyát láttam,
 el akart hervadni,
  szabad-e locsolni?

 

2009年4月11日土曜日

イースターと桜





明日とあさっては、十字架にかけられたイエスさまの復活をお祝いする日。私にはなじみの薄いお祝いですが、誕生や復活を象徴する動物たちやたまごで飾られるハッピーな雰囲気は好き。ムスコくんとゆで卵に絵の具で色をつけて、シールを貼って、イースターエッグ作りも楽しみました。こどもたちはイースターの日にうさぎからプレゼントをもらうのだとか。公園でしゃべっていたママ友だちが、こっそり自転車を用意していることを教えてくれました。うちのムスコくんはなにをもらうの?(どうしよう!)

2009年4月6日月曜日

やっぱりfánk


お店でみるとやっぱり買ってしまいます。
最近は天気がいいので、ベランダで休日の朝食をとったり、おやつを食べたりします。景色はそう良くもないのですが、外で食べると気持ちいいものですね。

2009年4月2日木曜日

fánkマニア


サマータイムに切り替わって、すっかり春のブダペスト。週末は20度くらいになるというから、どこに行こうかそわそわしています。冬ものを片付けて、タンスの整理もしたいなあ。模様替えもしたいなあ。ベランダにもっと花を植えたいなあ。そろそろ自転車でもいいなあ。あれもこれもと、冬眠から目が覚めたクマのように活動的な思考がとびかってます。

写真は、farsangi fánkという2月ごろから3月ごろにかけて食べる習慣のあるドーナツ。くぼみにたっぷり杏ジャムが入っていて、その姿も好き。お店で見かけると、「この時期にしか食べれない」というのも手伝って、「ひとつ食べておこう」となってしまうのですが、いつの間にかfánkマニアになってしまいました。もう4月だから、家でムスコとつくって食べ納め。お店のように、ふんわりとできなかったのは残念だけど、また1年待つとします。