



マレーク・ベロニカおばあちゃまが、新しくできた絵本とおもちゃのお店に連れて行ってくれました。か、かわいい!どれもこれも手に取って読みたくなる絵本がいっぱい。普通の本屋だとごちゃごちゃして、好きなものを見つけるのも一苦労だけど、ここはナイスセレクト!そして、こどもたちが遊べる場所があったり、上にはおはなし会や、クラフトワークが楽しめるスペースがあったり、こどもと楽しめる提案がたくさん。こういうこどもにとって、あたたかくて夢のあるお店って単純にいいなと思う。
そして、そして、ベロニカさんが76年に書かれた絵本が日本で復刻されました。「きのう きょう あした」(風濤社より)。こどもたちが人形劇を心待ちにしながら、きのう、きょう、あした、あさっての流れを、そして、それぞれには月曜日から日曜まで名前があることを学びます。ベロニカさんの遊び心を感じられるこのおはなし、日本のこどもたちにも楽しんでもらえたらうれしいな。
最近ベロニカさんが自己紹介に書かれたものをご紹介。
「私はもうずいぶん昔、1937年に生まれました。私の子供時代自体が遊びで、永遠に終わらないでほしいと思っていました。いざ、職業を選ばなくてはいけなかった時は困ったものでした。やってみたいことがありすぎたのです!
それで、いろんなことにチャレンジしてみました。そんな中、運命に導かれて、ある特別な可能性が与えられました:絵本づくりです。おはなしを頭のなかで作って、書き出して、絵を描く。これほどおもしろい遊びはないでしょう?
幸いにも、子供たちは私の絵本を気に入ってくれて、私の運命は決まったのでした。たくさんの本をつくりました。お話や、人形劇や、テレビ番組やラジオ番組や、映画の脚本を書きました。私の人生、ずっと遊んで生きています。もう71歳を迎えましたが、まだまだやってみたいことをたくさん心の中で温めています。」
遊ぶ事とこどもが大好きな71歳のおばあちゃん。『ずっと遊んで生きている』という言葉が印象的で、なるほどベロニカさんがいつもきらきらしているわけね、と納得したのでした。