恋するハンガリーに飛んで10年。ハンガリーはずいぶん変わりました(私も)。
息子の学校のこと、私の体調のこと、これからの人生のこと、いろんなことが背中を
押して、思い切って家族で日本へ引っ越すことを決めました。
ずーっとためらっていたけど、人生このままではなんだかもったいないと思いだしていた頃に、友達のブログにある言葉を見つけました。「間違えることより、失敗することより、恐れるべきは、ためらいのうちに人生を終えること」
大きな決断ですが、新たな道に向かって進む不安とワクワクの間にいます。
家に団地の仲良しファミリーをよんで、さよならパーティをしました。小さな部屋に50人以上が集まって、笑って、ちょっと泣いての宴は深夜2時にお開きに。翌朝、名残惜しくて写真を取りながら片付けました。だれかのスリッパが片足だけ残っていたり(どうやって帰ったの?)、サングラスがおかしなところから出てきたり。笑
クリスマスまで旦那の実家でお世話になりながら、あと少しのハンガリーを楽しみます☆
バタバタ引っ越しと片付けに追われていたある日、ママ友達が「あなたたちがどんなところに行くのか、息子といっしょに探してみたら、こんなのが見つかったよ。いつの日かあなたたちもこのきれいな海辺に寝転がって、ビデオを送って私たちを楽しませてね」
というメールと送られてきたものは美しい
故郷の海でした。このところ張りつめていたものがふわーっとゆるんで、大丈夫、大丈夫って言われているみたいでした。