




私たちはセンテンドレが大好き。家から車で30分くらいのワンダーランド☆しっかり観光地だけど、観光地ならではの楽しみと活気があって、そこに住む人たちの生活感も愛おしい街。
この日は、はじめて馬車で観光してみることに。これがとっても良かった!今までの散歩範囲外の新しいセンテンドレをたくさん見せてもらいました。歩いているだけでは気がつかない電灯のこととか、通りの名前の由来とか、1800年代の洪水の跡とか、窓の形とか、学校の話とかをおもしろおかしく説明してくれて(日本語単語まじりで!)、ダンナも私も大満足でした。ムスコくんはなぜか硬直していたのですが、後で白い馬(セッルー)の話ばかりしていたので、気に入ってくれたのでしょう:)
石畳の上をパカパカとリズムよく走っていると、地元の人たちがあちらからもこちらからも手をふってきて、おじちゃんとセッルーの人気の程が伺えました。聞けば、センテンドレを馬車で22年も走っているのだそう!22年と聞いて、私は目が飛び出そうになりました。どうりでセンテンドレを”自分の手のひらのように知り尽くしている”(←ハンガリー風な言い方)わけです。
「世界中からのお客さん、地元のお客さんにまた乗りたいと思ってもらえないといけないし、だから、続けられているんだよ」と笑顔でさらり。うんうん、またこのおじちゃんにセンテンドレを案内してほしいと私も思いました。山にも連れて行ってくれるのだとか。
15分程度の観光でしたが、おじちゃんとセッルーのおかげで、ひだまりみたいにあったかいセンテンドレの思い出ができました。