2010年3月31日水曜日

センテンドレのおじちゃんと白い馬セッルー






私たちはセンテンドレが大好き。家から車で30分くらいのワンダーランド☆しっかり観光地だけど、観光地ならではの楽しみと活気があって、そこに住む人たちの生活感も愛おしい街。
この日は、はじめて馬車で観光してみることに。これがとっても良かった!今までの散歩範囲外の新しいセンテンドレをたくさん見せてもらいました。歩いているだけでは気がつかない電灯のこととか、通りの名前の由来とか、1800年代の洪水の跡とか、窓の形とか、学校の話とかをおもしろおかしく説明してくれて(日本語単語まじりで!)、ダンナも私も大満足でした。ムスコくんはなぜか硬直していたのですが、後で白い馬(セッルー)の話ばかりしていたので、気に入ってくれたのでしょう:)
石畳の上をパカパカとリズムよく走っていると、地元の人たちがあちらからもこちらからも手をふってきて、おじちゃんとセッルーの人気の程が伺えました。聞けば、センテンドレを馬車で22年も走っているのだそう!22年と聞いて、私は目が飛び出そうになりました。どうりでセンテンドレを”自分の手のひらのように知り尽くしている”(←ハンガリー風な言い方)わけです。
「世界中からのお客さん、地元のお客さんにまた乗りたいと思ってもらえないといけないし、だから、続けられているんだよ」と笑顔でさらり。うんうん、またこのおじちゃんにセンテンドレを案内してほしいと私も思いました。山にも連れて行ってくれるのだとか。
15分程度の観光でしたが、おじちゃんとセッルーのおかげで、ひだまりみたいにあったかいセンテンドレの思い出ができました。

2010年3月20日土曜日

袋に詰められてやってきた春



半年近い長い厳しい冬から一転、待ちに待った春の到来!この日差しをみんな待っていたのです。ウレシイ♪いきなり半袖半ズボンの人をみかけたのは驚いたけど(笑)、日中はコートを脱がないと暑いくらいの陽気。
3月18日はシャーンドルさん、19日はヨージェフさん、20日はベネデクさんの名前の日で、「シャーンドルとヨージェフとベネデクが
袋に春を詰めて持ってくる」と古くから言い慣らされているのですが、まさにその通り。ちなみに、私の旦那さんも旦那さんのパパも
シャーンドルさんなので、「名前の日おめでとう!」と「春を持ってきてくれて、ありがとう!」とお祝いしました。
写真は、陽気に誘われて散歩中のスナップと、ぽかぽか陽気の中で「暑い暑い♡」といいながら食べたレモンケーキ。つい2日前まで「寒い寒い」と縮こまっていたのが嘘みたい。

2010年3月19日金曜日

ミモザ


「今年はおかしな気候のせいでミモザがあまり出回らなかった。たぶん今年はこれで最後」と花屋さんに聞いて、ミモザ好きな私は「それでは、ぜんぶ買います!」と言いたいところでしたが、お財布と相談して、チューリップとミモザをちょっとだけ買ってきました。まるで、小学生がおこづかいでお菓子を買ってよろこんでるみたいな私。。でも、部屋に好きな花があるってしあわせ!この黄色、このふわふわ、またおこづかいで買えるでしょうか?

2010年3月17日水曜日

果物当番の日


パソコンがある朝突然起動しなくなり、3週間以上もご無沙汰しておりました。パソコンがない日々はもちろん不便ですが、いつも見て見ぬふりをしていたベランダやお風呂の掃除ができたり、ミシンを出してみたりとなかなか良いものでした:)またのんびり更新していきますので、よろしくどうぞ。
ところで、今日は幼稚園のくだもの当番の日でした。毎日、クラスのだれかがみんなの分(2〜3kg)のくだものを持って行きます。月に1回の割合でこの当番が回ってくるのですが、自分の子供だけに持たせるのではなくて、みんなの分を・・はじめ聞いたときは少しびっくりしたものです。他にもびっくりもしたけど、やっぱりかあ、というのは、トイレットペーパーや紙ナプキン、歯磨き粉、せっけんもみんなで使う用に毎月持って行きます。これらは、普通病院に入院するときにも持参する必需品。先生曰く、「ハンガリーの幼稚園は本当に貧乏・・・」。みんなでやりくりしています。日本の幼稚園はどんなでしょうか?